警備員の仕事は実はとても楽な仕事。
そう、実は何もない時は暇なんです。
じゃあ警備員になろう!そう思ったあなた!
ちょっと待ってください。実は警備員にはいろいろと種類があるんです。
何もない時にもせっせと働かないといけない警備もあります。
ちゃんと調べないと、こんなハズじゃなかったのにと後悔することになりますよ。
警備の業務は主にわけて、4つです。
さらにそこから細分化してきます。
第1号警備業務
建物に関する警備が主体
常駐警備業務(施設警備業務)
建物内に常駐して、出入館者のチェックや館内巡回等をする。
- 雨風もしのげ、座りながら出入りしている人を眺めたりたり、モニターをチェックする。
- 数時間に1度館内を巡回(施錠の確認、不審物・不審人物の確認)等をする。
- 夜間常駐の場合、出入り管理もほとんどなく、本を熟読出来てしまう。
職務的には、鍵の貸し出しがある場合は、最初のうちは顔と名前が一致しないことが大変。
また、毎回身分証を確認しなければ鍵を貸し出せない場合等があるため、イライラしている人に出会う確率は増える。
ただ、総合的に見ると、非常に楽な部類といえます。
何か書いてるフリして勉強とか出来たりすることもあります。
実際、勉強している人を横目で見ていました。業務に支障がない程度にしないといけません。
巡回警備業務
一つの施設に常駐せず、複数施設を巡回し続ける。
- 常に歩き回ることになるため、体力が必要。
- 人と関わる必要がないため、対人関係を気にする必要がない。
- 確認しながら歩くことが前提となるため、歩くことをせかされることはない。
歩くのが大変ではあるものの、誰とかかわる事もなく業務が終了することもある。
対人関係の面では非常に楽、歩くため健康的でもあるでしょう。
保安警備業務
デパートやスーパー等の警備
- 万引き等の犯罪行為防止のため店内巡回や犯人逮捕。
- 監視カメラで店内監視する場合等もある。
- 勘違いして、関係ない人を捕らえてしまうとクレームのもとになってしまう。
私服で店内等を警戒することもあるため、その際は一般客のようにふるまうこともある。
最も犯罪者と直接対峙することが多いため、ケガ等の心配がある。
一人がモニターで動きをチェックして、もう一人が店内を動くなど、連携が必要となるため、あまり気楽とは言えない。
空港保安警備業務
空港内に関する警備業務
- 空港保安警備業務は空港自体が、施設として巨大であるため、業務が多岐にわたっている。
- 空港にしかないような特殊な警備業務が多い
配置される場所により、難易度等は変わってくる。
やることが多いため、楽さを求めるのであれば、空港は避けたほうが無難です。
駐車場警備業務
敷地内の駐車場等の警備
- 車が常に来るため忙しいことが多い。
- 外での業務のため、雨風がひどいと大変。夏は日焼け止め対策必須。
- 常に立ちっぱなしのため、疲れる。
仕事内容は、空いている駐車スペースに車を誘導する等、あまり難しい業務ではありません。
ただ、休憩時間とゆうか、椅子に座れる時間や、気が休まる時間が他の警備業務より少なく思えます。
正直、あまりおすすめしません。
機械警備業務
建物内にセンサーを設置して、何かあれば待機所から車で施設に向かう。
- 勤務時間が24時間勤務等、長いことが多い。
- 忙しいと全く寝れないこともある。
- 何もなければ、待機所内で何をやっていても許されることが多い。
かなり会社によって忙しさが左右される印象。
筆者は機械警備の会社での勤務経験が一番多いですが、何もなければゴロゴロしていることすら許されていました。
まわりはみんな資格の勉強等をしていました。
もし、とりあえず仕事をしながら資格を取りたい、勉強したいとゆう人にはおすすめです。
アルバイト募集は少なく、契約社員や正社員が多いです。
デメリットとしては、仮眠時間があるものの何かあれば出動するため、細切れになったり、ねれなかったりするため、体調管理が大変になります。
第2号警備業務
人や車の誘導。
雑踏警備業務
イベント等での警備が多い
- 道案内等、人とかかわることが多い。
- 暇だと感じることは少ない。
- トラブルが多い。
基本的は人が多い場所での警備となるため、やることは多い。
人や車が行き交う場所に立ち、ほとんど外での業務になるため、雨風の影響もある。
2号業務全体に言えることではあるが、楽だと感じることは他の警備業務に比べて少ない。
ただ、アルバイトの求人は多い印象。
楽したいなら、おすすめはしない。夏は暑い。
交通誘導警備
道路工事の際に、道路に立って車を誘導する
- 外での仕事しかありえない
- 工事業者から怒られることが多い。
- 場所によってはトイレもままならない場所も
一時期、社会問題となった、トイレに行けないからといって、オムツをしていた警備員がいたのは、この業務です。
交代者がいない場合は、業者に一時的に頼まないといけない場合もあるため、なかなかトイレに行きづらい場合等もある。
常に車が来るため忙しい。
ただ、交代者を用意している場合が最近は多く、1人で十分な場所で2人いる場合等は、休憩が非常に多くなる。
それでも、やはり外作業のため、体力の消耗も激しい、施設関係の警備業務より圧倒的に大変である。
大変だからか、やはりこれも求人が多い。
第3号警備業務
基本的には輸送に関する業務。アルバイト求人はほぼなく正社員雇用がほとんどである。
貴重品運搬警備業務
現金輸送と呼ばれるものが多いが、美術品等も運ぶ
- 高額な物を取り扱うため、かなり細かく、厳しい指示がある。
- 他の警備は犯人はほとんど逃げていくが、自分が警備員が対象として襲われる。
- 残業が多く、自分が当日に何時に帰れるかすらわからない。
常に気を張らなければ、自分が襲われることになるため、気が休まらない。
二人以上の人数で動くことになる。
危険が伴い、楽な仕事ではない。
ルートが毎日変わるため、何時に家に帰れるかもはっきりしない。
核燃料物質等危険物運搬業務
ほぼ求人無し
以上。
第4号警備業務
ボディガード業務
要人、政府関係者、会社役員等の警備。
- 人から目につきやすいところで仕事をすることになる。
- かなりプロフェッショナルな部分があり、非常に厳しい職場である
- 昼夜問わず勤務しなければいけない場合等があり、常に変化があるため難しい業務の連続
基本的に要人の近くにいるため、変なことをすると、依頼主からも怒られ、上司からも怒られる。
常に人の目があるため、楽することは出来ない。
まとめ
さて、結局一番楽なのは、夜間の施設警備員でしょう。
暇すぎて何時間も勉強出来たりする場合もあります。
機械警備もなかなか時間があります。
ただ、拘束時間が長いデメリットがあります。
でもまぁ、家でやることないなら特に気にならないでしょう。
もちろん、何かあったら危険が伴う業務ではありますので、気をつけつつ、楽に仕事していきましょう。
そして、余った時間は上手く使っていきましょう。
どうせなら楽しく。
ですよ!
そして、就職活動で自分から探している人もそろそろエージェント登録して会社から連絡させてください。
自分で探すのは、無駄です。
リクナビとマイナビに登録していたら間違い無いでしょう。
会社が条件探してオファーしてきます。
無駄な行動しないで、楽していきましょう。
努力だけでなんとかなる時代でもありません。
仕組みを利用しないと損です。
なんて思います。
以上、ヒラマンでした。
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