立ち上がると腰に激痛。
歩いてもすぐに痛みで立ち止まらなければいけない状況。
そんな自分の腰痛ヘルニアの症状が回復した方法。
それは、一つではありません。
多くのことをやりました。そしてそのすべてが必要だったと思います。
今回のことでわかりましたが、腰痛は一つの要因から起こるものではなかった。
腰は体の真ん中。
いろいろなことが複合して起こります。
ヘルニアと病気で診断されたにも関わらず、痛みはヘルニアとは限りません。
自分は足のしびれもありましたが、その改善もみられました。
なぜヘルニアと診断されてるのに自分でどうにかしようと思ったのか。
病院からもらえるのは痛み止め。
ただ、腰には耐えがたい痛みがあり、薬はほとんど効かない。
これはどうにかならないものかと様々な方法を調べました。
そして、その中であることを知りました。
ヘルニアとはまだ新しい病気だということに。
これはもしかしたら何とかなるんではないかと思いました。
なにか治し方があるんではないか?
そんなことを考え始めたわけです。
そして色々調べると、出てくる出てくる。
いろいろな方法。
でも、どれが本当か・・・。全然わからない。中にはパッと見るだけでは効果があるように見えないものすらあります。
ただ、自分がやったのは・・・
ストレッチや体の凝り、精神的理由等々、どれかじゃありません全部です。
あまりの痛さに諦めていましたが、やってみるもんだなと思ったし、病院を信じれない人がいる気持ちが少しわかったような気もしました。
少しわかっただけで、普通に病院には行きますが(笑)
自分がヘルニアになった要因はぎっくり腰から
そもそも、なんで自分がヘルニアになったのかというと、自分は運動不足だなぁと感じる日々を暮らしていました。
なんせ会社を辞めて、自宅で仕事をするようになると、家から出るのなんて3日に1度のスーパーへの買い物くらいなものです。
そのせいで日に日に腰痛がひどくなっていました。
しかし、当時の自分は仕事をする時間が減るのを嫌い、ほとんど運動をしないままでいました。
悲劇は突然でした。
あるとき洗濯物の入ったかごを持ち上げようとしたらものすごい激痛が!
うっうわぁーーーー!!!!!
ぐうぅ・・・。
一度経験があるのですぐに気づきました。
ぎっくり腰です。
西洋では魔女の一撃ともいわれるものです。
痛くないわけがありません。
しかも、重いものを持ってなるならわかるけど、洗濯物カゴが原因ってどんだけひ弱なんだと嘆きましたが、そこは運動不足の自業自得でした。
4時間くらい床にうずくまり、すこし動けるようになったときに軽くストレッチをしてベットで休んでいました。
ぎっくり腰は痛くてもある程度は動いたほうが良い。ただ痛いときは安静に。
そんな情報をもとに、ベットで横になっていました。
幸いなことに自分は会社勤めではなかったため、安静にしていることを選びました。
過去のぎっくり腰の経験から、3日たてばある程度動けるようになることはわかっていました。
しかし・・・。
3日たってもあまり変化はなく、1週間がたちました。
しかもこの頃には、症状が悪化しており、寝ていても痛みがでるようになっていました。
痛みで夜眠れない。
これには焦りました。
普段薬に頼らないようにしていたので、常備薬もありませんでした。
いよいよ我慢できずに病院へ。
そこでは、やはり想像のどおり、ヘルニアとのこと。
薬はもらえたものの、「安静にするように、3日くらいすると薬が効いてくる」とも言われました。
しかし、嫌な予感がしてました。
あまりの痛みに、前日に徹夜で調べていたんです。どうせ寝れないし。
そこですでに知っていたのです。
ヘルニアを治す薬は存在せず、炎症を抑えるものしかないとゆうことに。
でも、炎症が収まれば痛みが引く場合があります。
なんて知識もあったため、質問もせずに診察室を離れました。
「すでに1週間たってるから、炎症はすでに引いてるんじゃないか?」
なんて疑問をぶつけて、開き直られて投げやりにじゃあ手術する?
なんて言われても困ってしまうので(笑)ないと思いますが(笑)
しかし、やはり全然痛みが減らない。
これはまずいぞと感じていました。
安静にしていれば治るはホント?
ヘルニアは基本的には安静にすることで楽になっていきます。
椎間板ヘルニアの場合、飛び出した椎間板をマクロファージとゆうものが対処してくれるため、ひどいヘルニアの方が治りやすくもあるとゆうことでした。
しかし、それにしても治りが遅いなと感じていました。
治っている感覚がないんです。
普通、なにかケガすると日に日に回復している実感があると思うんです。
痛みが減ってきたり、可動範囲が広がったり。
しかし、自分にはまったく感じられませんでした。
これは、もしかして・・・。
いよいよ手術コースか?なんて思い始めました。
病院でもらった2週間の薬もすでに残りがなくなり、翌日病院に行こう。
多分これは手術をお願いしたほうが良い。
こんな実感のわかない回復ペースだと、何年後に動き出せるかわからない。
なんせ、いろいろ調べてみると、止まらずに歩ける距離が30メートル以内が限界だと手術を進めるといっている医者もいるようでした。
自分が歩けていた距離が20メートル。
立っているだけで1分すると激痛。
そんな状態でした。
しかし、手術しても完治しないかったり、痛みが引かない場合もあると知って当時の自分はかなりナイーブになっていました。
ヘルニアの痛みは自分で治せる?
翌日病院に行こう。
そう思ってはいたものの、痛みで全く寝れない状況なので、いろいろとこれをやれば治る!!
とゆう情報をあるものを様々試してみました。
効果があるといわれているものには、
- ストレッチ
- 骨盤矯正
- トリガーポイント
- 梨状筋
- ストレス低減
- マッサージ
様々ありますが、ふとストレッチをしたところ微妙に効果が。
のちに書きますが、ここにあげたすべてが効果があってすべてが必要なことでした。
ストレッチは痛くてほとんど出来ないけど、効果がありそうなことが判明しました。
ストレッチが効果のある理屈は骨盤の位置を調整することで、骨盤のズレを解消して痛みが低減する。
骨盤の調整には骨盤まわりの筋肉が固いと変な体制で固まってしまうため、筋肉の柔軟性が必要だとゆうことでした。
実は、これはぎっくり腰になったときからは理解はしていたんです。
しかし、なぜ実行しなかったとかとゆうと、痛みが引かないためストレッチはできていなく、痛みの根本が治ってからしたほうが良いものだと思いました。
なんせ初期から痛みは引いてなかったわけです。逆に痛めてしまっては元も子もありません。
しかし、もう一度は、手術を覚悟した身です。
少しでも痛みが減るならばとやることにしました。
でも体曲げると痛いからどうしようかな・・・。
なんて考えていましたが、あるものを見つけました。
ストレッチポールです。
これの良さは、曲げなくて済むことです。
つまり、悪化が怖いため、痛くなる動きはしたくない。
そう思っていましたけど、体を曲げることがないので痛くても悪化することはないのです。(もちろん曲げる動きをストレッチポールですれば悪化しますが)
さて、ではどう使うのかというと、乗っかるんです。
乗っかると筋肉が伸びます。
なぜ伸びるかというと、輪ゴムをピーンと張って下に押してみるのをイメージしてみるとわかりやすいと思います。
どうでしょうか。
伸びてないですか?
そう、この伸びをつくるには、体を曲げたり伸ばしたりしないといけないですが、道具を使って押すことで同じ効果が得られるわけです。
自分は猫背治そうとして購入済みでした・・・。使わずにしまい込んでましたが(笑)
そんなんで再発してれば世話ないですね・・・。。
そして、コロコロと乗っかていると筋肉が固くなっている部分を発見しました。
自分の場合は、腰とお尻の部分でした。
凝っている部分を重点的にやりました。
コロコロとポールの上に乗っかるだけですが。
これがものすごく改善しました。
どうやら動くと痛いヘルニアの痛みを軽減するために、筋肉がこわばって固くなっていたみたいです。
ヘルニアの痛みをカバーするためなので、痛みが出るところが同じ。
それがヘルニアの痛みか、凝りが原因かなんて判別つきませんでした。
そして実際、痛みはヘルニアが原因ですって病院で言われてました・・・。
これで効果がでたときは、「いや、痛みの原因違うじゃん!ほんと勘弁してよ!」って思ったけど、新しい病気だからしょうがないのかと自分を納得させました(笑)
トリガーポイントを重点的に押す
これは正直なところ少し気を付けてほしいなと思います。
ストレッチポールでもそうなんですけど、もみ返しとゆうのがあるので、あんまり激しくゴリゴリやってはダメです。
なんせ、ストレッチしたからといってたった一日で体がビヨンビヨンになるわけはないんです。
もう、ゆっくり治していくしかありません。焦ると痛めます。
もし痛めていまったら、次は違う筋肉の痛みになるので、いよいよなんの痛みかなわからなくなります(笑)
そして、このトリガーポイントとはなにかとゆうと、要は痛みの原因なんです。
腰が痛いなと思ってもその原因は、少し離れた肩甲骨にあるトリガーポイントだったりするわけです。
人間の筋肉っていうのは、すべて連動しています。
そのため、痛いところがあると連鎖して他のところに症状の原因が移っていきます。
ヘルニアのような痛みをカバーするためにも同じことが起きます。骨折の時なんかも現れます。
ストレッチポールを体にコロコロ当てていくと固い部分。要はコリ。
今回自分がトリガーポイントが出たのが前章で書いた、腰とお尻。
さらには背中とハムストリングとふくらはぎ。
痛みが強いせいか、様々なところに症状がでました。
このトリガーポイントは、はじめは痛すぎて、ストレッチポールでコリコリしていました。
しかし、ある程度何回かやっていくと、痛みが少し軽くなってきて押せるようになってきますのでそこで役に立つのがテニスボール。
ピンポイントで凝りのある部分にあてて床との間でコロコロ体を動かしてあてていく。
これで凝りに直接アクセスできます。
ただ、あまりやりすぎないでください。
すぐに治したい気持ちはわかりますが、本当にもみ返しが起きます。
そうなると逆に痛みが増します。
正直、トリガーポイントは数回やって自分はやめました。
やると効果はあるんですが、もみ返しがひどいので、凝りをとって体を少し動けるようにして通常のストレッチをする。
これを数回やると、凝りをテニスボールでコリコリしなくても普通のストレッチが出来るようになってきますので、あんまりやらないほうが良いかもしれません。
自分は、結構もみ返しがひどかったので、そんな感じでした。
コリが改善されてきてからの通常の体を伸ばすストレッチは、固くなってる筋肉部分は重点的にやりますけど、全体的にストレッチするようにしてください
最初に書きましたが、腰は体の中心。
他の部分の影響が出てることが多いです。実際自分も肩のストレッチをやり始めると、腰のストレッチがやりやすくなったりしました。
おそるべし人体。
ヘルニアにはマッサージが効果ある?!
マッサージをすることで、凝りが解消されることがありますので、あることにはあります。
しかし、何度も言うように、これももみ返しがつらいんです。
一時的な痛みの解消のために、やるほどか?
と思います。
しかし、
あきらかに効果のあったのは、なでることです。
正直、なでるだけで効果なんて出るわけないわ!!!と思ってました。
ですが、騙されたと思ってやってみてください。
効果はあります。
コリとゆうのは
筋肉の緊張でもあるわけです。
その部分をやさしくなでることで、緊張をとり、血液を流れやすくします。
なでたり、さするくらいではもみ返しは起きません。
やらずに効果ないと思わずに、やってみるべきです。
やって効果なければやめれば良いんです。
だって撫でるだけです。3日やってみてください。
そして、少し症状が改善したら、その状態がキープできるように動いたりストレッチしてください。
一時的に改善したとしても、使わないと元に戻ります。
ぎっくり腰やヘルニアはある程度痛みが改善してくると動いたほうが良いと言われるのにはそうゆう部分もあります。
ストレス解消でヘルニアの痛みが改善する?
これも自分は全く信じていなくて最初は実践していなかったものです。
しかし、筋肉の緊張があることを考えると、リラックスは重要です。
整体やあん摩でもそうですが、まず体をぶらぶらさせたりして筋肉の緊張をとることから始めます。
ストレスが多いと脱力が出来ないとゆうのはストレッチスタジオの方や整体の方からよく聞きます。
「力を抜いてくださーい。」と言われて、自分では力をぬいているつもりでも、全然抜けていないなんてことは非常に多いみたいです。
力を抜けないってことは、力が入っているとゆうことです。
常に力が入っているとどうなりますか?
肩の力抜いてなんて言われたりすることあると思います。試しに肩にぐっと力を入れてみてください
肩が重くなったり、長くやると痛みさえ感じないですか?
これがさらにコリの原因を生みます。
そもそも体に痛い部分があるとぐっと歯を食いしばったりしちゃいますよね。
やはり体に力がはいってしまうんです。
ストレスは減らしましょう。
といっても、体を動かすようなストレス解消は体が痛くて出来ないって方もいると思います。
そうゆうときは、呼吸を意識してください。
腹式呼吸です。
リラックス方法や、歌が上手くなる方法なんかでよく説明されている。アレです。
ちなみに私は学生時代に音楽の授業で習った記憶があります。
なぜ呼吸が良いのかといいますと、人間には自律神経と交感神経とゆうのがあります。
自律神経は、汗を出したりトイレに行きたくなったりと勝手に体に起きる現象のことです。
これが乱れることによってストレスが溜まってしまいます。
痛みで交感神経が優位になっているからです。
これを取り戻すのに、腹式呼吸を使います。
自律神経は無意識的に自動で起こるものです。これを意識的に自分で整えるには呼吸を改善することくらいしかありません。
腹式呼吸については様々な呼吸法などが紹介されていますが。
結局どれも正解だったりします。
やり方について細かく調べるよりも、少しでも早く実践してみるほうがよっぽど自分のためになります。
腹式呼吸のやり方
- まず、一切余計なことを頭で考えずに、ただただ呼吸をすることだけに集中する。
- 鼻で吸って、口で吐き出す
- ゆっくり呼吸する
- 吸うのにかけた時間の倍の時間をかけて吐く。
- 吸うのに合わせて徐々におなかを膨らませ、吐くのに合わせておなかをひっこめる
これらを意識するだけで出来ます。
実践してみてください。もし痛みに効果なくても、様々なメリットが腹式呼吸にはあります。
やって損はないと断言できます。
骨盤矯正をする?!
ぎっくり腰やヘルニアでは骨盤の位置がよくなくて痛みが出る。そんな話もありますが、これも正しいです。
骨盤の位置がずれると、背骨の曲がりも変わってしまいます。
骨盤は背骨の土台です。
そして、ヘルニアとは背骨と密接に関係があります。
まず、自分の骨盤がどのような状況か調べる必要があります。
壁に沿って立ってください。
その状況で、壁と背中に手が入るかどうかを確認してください。
さらにひざはどのような状況でしょうか?
背中に手が入らず、ひざがどうしても曲がってしまう状態。
これは、骨盤が後傾している状態です。自分も実際この状態でした。
この状況を改善しなければいけませんが、意識するだけではなかなか難しいです。
なにせ、筋肉も固くなっていたら、動きませんし。
もう、ストレッチを地道にしていくしかありません。
ただ、ストレッチしようにも、痛みの原因となっている筋肉ですから、下手に動かすと痛いこと痛いこと。
そこで、元の話に戻りますが、ストレッチをストレッチポールでやるんですよ
ホントに真面目な話、体をひねったり、伸ばしたりすることなくストレッチが出来る方法って全然ないんですよ。
ストレッチポールだと、効率的だし、調べれば使い方から効果のある筋肉までしっかりと解説されたサイトだったり、動画だったりがあります。かなり充実しています。
どれをやったら良いのか逆に迷うくらいです(笑)
体のいろんな箇所をストレッチポールでコロコロやってみてください。
腰の筋肉の固さに驚くと思いますよ。腰痛時は本当に筋肉が張ります。
その他には、背中や、お尻、太ももの裏や、ふくらはぎ等いろいろな箇所をストレッチしてください。
体は間接的に全部つながっているんですから。
それが自分はおすすめです。
まとめ
自分はここに書いたことを全部やりました。
最初に書きましたが全て必要なことだったと感じています。
そして症状が改善したときに、しっかり体を動かしたり、ストレッチすることが再発防止にものすごく効果がありました。
逆に、治ってすぐは運動をサボると痛みが出てきたりしました。
これは、姿勢を維持する筋肉があまり鍛えられていないのもあったのかと思います。
なにせ、自分は一か月ほどベットの上だったので特に筋肉が弱っていたように感じます。
そして、過去の経験から言いますと、この運動であったり、ストレッチ、姿勢の悪さをきちんと改善しなければ・・・。
再発します。
痛みの中で、自分の体を甘やかしたことを延々と後悔します。
そうならないようにしっかり自分の体をつくっていきましょう。
腰痛にはまずはストレッチ。から始めてはいかがでしょうか。自分の経験がお役に立てれば嬉しいです。
ストレッチポールは色々なもので代用している人もいるみたいですが、買った方が早い。
なんで腰痛いのに作らにゃならんのだ。
そんな無理しないで良いです。
自分はこんな普通の使ってましたが、良さそうなのがあればそれ使ってください。
大きな違いはないはずですよ。
以上、ヒラマンでした。
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